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4.2.5 新エネルギーコンセプト
エネルギー蓄積の観点からみると、生命には大きな2つの特徴がある。1つは、生命はATPという共通エネルギー通貨を媒体として流通しあっていることである。エネルギーの共通通貨を持つことでユニット(部品)点数を低減することができ、またATPを選択したことにより常温での反応を可能にしている。また、生命の組織の多くは膜構造をとっているが、この膜により、化学物質や電荷を化学エネルギーとして蓄えている、これが第2の特徴である。

表4−3 新エネルギーコンセプト

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